【素麺やっぱり】最高級の揖保乃糸「三神」を食べてみた話【揖保乃糸】

近況
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夏。

作るのも楽チンで、美味しいものといえば、やっぱり素麺ですよね。

そして、その中でも格別な美味しさだと感じるのが「揖保乃糸」の素麺です。

揖保乃糸には種類がある。

普段スーパーで気軽に購入している「揖保乃糸」の素麺ですが、

実は種類がたくさんあります。細さや使用する小麦、製造方法などによって等級が分かれていて、それが帯の色によって示されているのです。

朱色の帯「上級」

こちらが広くご家庭で親しまれている揖保乃糸。

太さは約0.70〜0.90mmです。

安さに惹かれて他の素麺を買ってみたりもしますが、結局はこのツルツル感と歯ざわりが良くて戻ってきてしまう、永遠の定番素麺です。

紫色の帯「太づくり」

上級より1.5〜2倍程度太いのが、こちらの太づくりです。

太さがあるので、食べ応えがあるのはもちろんのこと、心地よい歯切れと芳醇な小麦の香りが楽しめる通好みの等級です。

薄茶色の帯「熟成麺」

上級と同じ太さではありますが、さらに手間暇かけて製造されているのが「熟成麺」。

国家資格「手延製麺技能士」の有資格者によって作られ、製麺後に専用倉庫で1年間熟成されたのちに出荷されています。

コシが強く、風味が良いのが特徴です。

緑色の帯「播州小麦」

揖保乃糸の生産地がある播州産の小麦を使用したこだわりの素麺。

粘りが持ち味である「ふくほのか」と、弾力性のある「ゆめちから」を使用することで、より小麦の風味が豊かにモチモチの食感を作り出しています。

上級より若干太めですが、そのおかげで小麦の風味が感じられる美味しい素麺に仕上がっています。

赤紫色の帯「縒つむぎ」

「縒(より)つむぎ」は国産小麦のみを使用した素麺。

艶のある麺と細いながらも感じられる弾力が特徴です。

深緑色の帯「特級」

こだわりの原料小麦粉を使用して、厳寒期(12月〜翌年2月)につくられる絶品素麺。

太さは0.65~0.70mmで、上級よりやや細くなります。
組合によって選抜指定された熟練の製造者のみに製造が許された等級で、このあたりから贈答用として利用されることが多いようです。

黒色の帯「三神」

太さ約0.55〜0.60mmの極細素麺!

特級同様に上質の原料小麦粉を使用しているのはもちろん、

組合が認める数軒の熟練した製造者にしか作ることができないプレミアムな揖保乃糸です。

製造量は揖保乃糸全体のごく僅かで、最高級品と言われています。

最高級の揖保乃糸を食べる。

最高級の揖保乃糸「三神」を実家へお土産と称して持ち込み、

ついでに食べてみました。

細さの比較も撮ってみました。

うーん、分かりづらい。

上が三神で、下が上級の揖保乃糸です。

若干細いのがわかるかと思います。

容器から桐箱なので、テンションが上がりますし

実家でも「こんな素麺食べたことない!」との声。

素麺はよく食べていても、高級品をわざわざ買うことはないみたいです。

最高級の揖保乃糸を食べてみた。

茹でて食べてみたところ、普通に食べるだけで美味しい!!!

ツルッツルで、細いのに歯ざわりが良く、小麦の香りも感じられるのに驚きました。

食が細い祖父も、違いがわかったと見えて「美味しい」とたくさん食べてくれたのがとても印象的でした。

まとめ

楽チン料理の代名詞である素麺も、最高級品とあればご馳走に早変わり。

違いを感じながら、楽しんで食べることができました。

外食出来なくなった今、普段のお食事をワンランクアップさせるのも良いかもしれません。

また、素麺を手土産にするのも案外喜ばれることがわかったのも、今回の新発見でした。

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